私は婚活セラピストを今は名乗っていますけれど、 それは目の前の会員様のお悩みと向き合っていくと私に求めている話の内容が少しずつ変化します。そうすると私が勉強する内容というのが恋愛や婚活についてということに加えて自己肯定感が原因のお悩みが多くなったことがきっかけで、どのように向き合えば良いのかなどの知識をつけるようになりました。

【自己肯定感とは】
それではまず初めに「自己肯定感」というものはどんなものかを知るところからスタートしましょう。 自己肯定感というのは、そのままの自分を認めること。 この漢字の意味から考えると、自分のことを肯定するという意味に捉えがちなのですが、少々ニュアンスが違っていて自分の全てを肯定するわけではなく、良いところも欠点もあることを受け止める(または受け容れる)ことなんですよね。 そしてまた「自信」と混同されがちなのですが、 「自信」とは裏付けがある上での評価のことなので、 〇〇をやったから良いとか偉いというものです。 例えばテストで100点を取ったからよくやった!、偉いぞ自分、というわけですね。 一方で「自己肯定感」とはそれらの裏付けはないまま、 いいところも悪いところもある自分の存在を認めるということなのです。

【自己肯定感がもたらす影響】
最近では割と「自己肯定感」について取り上げる記事とかエッセイなどが多くなった気がします。 それは多くの方が何かしらの問題を抱えた時に自分のことが認められなかったり自信がないことが原因であることが多いからということなのでしょう。 私のような結婚相談所においても、 せっかく仮交際に進めたのにそのさきに進めない原因が自己肯定感の低さという場合も多くみられるようになりました。
具体的には、 せっかく彼があなたに好意を持ってくれていたとしても「本当に彼はこんな私にこと好きなのかしら?」という自信のなさや「こんな私のことなんて選ぶ人がいるわけない」という無意識下で自分のことを否定してしまっているということが原因で、会うたびに「こんな私なんて…」とか「どうせ私は…」というネガティブな発言ばかりしていたり「私のこと好き?」とか「嫌いになってない?」などという、男性側にとっては煩わしさしか感じない意味のない言葉のやり取りの繰り返しなどが起きてしまう。男性は恋愛において面倒なことが嫌いな場合が多いのです。 その面倒くさいと感じてしまうことを率先して頑張ってしまう。 だからうまくいかないのです。

【自己肯定感を上げるには】
自己肯定感を上げることについてはいくつかのルーティンで少しずつ高めていくことはできます。
まずは考え方として5つのステップを理解しましょう。
1.自分を認める
2.自分を受け入れる
3.自分を大切にする
4.自分に価値を感じる
5.自分を信頼する
①自分を認めるとはどのようにすれば良いのか
→今は望んでいる状態でなくても現状を見ないふりせずに、これが今の状況なのだと認めます。「そんな自分が嫌」と感じている自分がいることに気づいたら、「そう思ってしまうのも、無理もないよね」と共感してあげます。すると、安心してありのままの自分を認めてあげられます。
②自分を受け容れるということとは?
→認めたくない現状を「受け入れる」ときに重要となるのが、その状況を作り出している理由を自分が理解してあげること。つまりは嫌な自分とかダメな自分になっている理由(原因)を自分自身で理解することで、「そういう事情もあるよね」と不本意かもしれないけれどその状況を客観的に理解することができるようになります。
③自分を大切にするとは
→自分自身を心地好くさせてあげるということです。また「自分自身の感情を理解する」こともその中に含まれます。沸き起こってくるネガティブな感情に対しても、ネガティブな感情になっても仕方がないよねと理解を示すことです。
④自分に価値を感じる
→ここまでの3つのステップが身についてきたら、今度は自分に価値を感じてみるというステップに進みましょう。自分のことを承認したり、自己評価を高めたりというステップです。私というひとりの人間の尊さを認めるということでもあります。ここにいる自分は誰にも否定されるべきものではない。私は私なんだという自分に対する土台というか柱みたいなものを作っていくとイメージしてみてください。
⑤自分を信頼する
→これは無条件に自分のことを信頼できるというフェーズです。ここまできたらもう自己肯定感が低いなんてことは誰にも言わせません。もちろん自分自身にも。裏付けのない自信を持っている人がいますけど、そういう人がこれに当てはまります。

【自己肯定感は低いままでもいい?】
ここまで自己肯定感が低いことによる弊害や、自己肯定感を高めるための5つのステップなどをご紹介してきました。 しかし私はこと恋愛や婚活においては自己肯定感の低い状態が絶対に悪いのか?というとそれほどでもないことに気づいたのです。
もちろん自己肯定感は低いよりも高い方がこの社会を生きていきやすいですし、より多くの方とスムーズなコミュニケーションを図ることができることでしょう。 しかし本気で恋愛をする場合や婚活をしている場面においては、 不特定多数の人と上手なコミュニケーションをとることは必要なスキルではないのです。なぜならたったひとりのお相手と結ばれれば良いわけですから。
そして男性側の目線でパートナーとしてどのような女性を求めるかといえば、確かに自己肯定感は高い方が良いという方が多いのは事実。 しかし自己肯定感が低いからといって対象外になるかといえばそれほどではないのです。 男性は自分のことを認めてくれる女性を求めているのです。 そして交際している最中に面倒を感じさせない女性を選ぶのです。 実は自己肯定感が低い状態というのは、あなたの個性と置き換えることができるのです。それよりも彼の素敵なところを認めて褒める、拗らせ発言をしないなどの注意点を押さえれば、自己肯定感が低いことは問題ではないのです。むしろ自己肯定感が高すぎる女性はお相手へのリスペクトする気持ちが薄くなって男性にとって愛情を感じない場面が見受けられたりして破局するケースもあります。
つまりは自己肯定感の高い低いよりも、 あなたのメンタルが安定していることの方がよっぽど大切なことなのです。 大切なことなのでもう一度言います。 自己肯定感が低いことはあなたの個性です。 自己肯定感の低さと婚活がうまくいかないことを結びつけすぎないでほしいのです。それよりもメンタルを安定させる方が大切です。
それでは今回はここまで。 今夜もお聴きくださりありがとうございます。

【PS.】好きな言葉
私は昔からなぜか「昨日見た夢」という言葉に心が惹かれています。 中学生の時から off course というバンドが大好きで、その歌詞の影響からか「昨日見た夢」というワードのセンスというか、私の解釈としての言葉の意味が非常に胸に刺さるというかずっと心の中に燻っているという切なさや哀しさにも似た感じなのです。 その言葉は年齢とともに自分の中で持つ意味合いも変わってきて、 今この年齢では「昨日見ていた夢を叶えるために今日を生きる」という解釈に変わっています。 だから昨日、または昨日まで見ていた夢を追うための今日という時間なんだということをいつも意識しているのです。
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